暑くなったらホラー映画の季節!!~全く怖くないホラー映画たち②~
今日、職場にてちょっとした事件が起きた。
数か月前、同僚同士の小さなもめ事が発端だったのだが、どんどん問題は大きくなり今朝、一方の人の様子が明らかにおかしかった。目がおかしいのだ。
案の定どえらい勢いでもう一人に喧嘩を売り、収拾がつかない状態に。
私がジェット・リーであれば、ここはガチコーンとやってやるところではあるが、残念なことに、私はただのオバサンである。
しかしオバサンと言えど、もし私が神取忍であればまた話が違ってくる。
けれど、私はジェット・リーでも神取忍でもドルフラングレンでもない。ましてやチャックノリスでもない。
今後どうなってしまうのか、考えただけで恐ろしい。
恐ろしいと言えば、昨夜、怖くないホラー映画について書いたが、今晩はその続きである。
癖が強くて笑えるホラー・コメディ映画と言えば
『HOUSE ハウス』(1977年/監督:大林宣彦)だ。
ノスタルジックな雰囲気と、映像のパンチの強さ、そしてセリフの言い回しの癖が異常に強い。その癖の強さは『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物の「~じゃないか」の言い方の癖位強い。
田舎のお屋敷にやって来た少女たちがピアノに食われたり、生首になったり・・・。なのにグロさが全くないのが素晴らしい。
そして少女たちのあだ名が、オシャレ・ガリ・スウィート・メロディ・クンフー・マック・ファンタと、斬新。
この世界に私も入ってみたい。(あだ名はヨウツウとかカタコリ)
ポップでシュール。個性が爆発した映画である。
そして、感動で号泣した映画が『マザーハウス恐怖の使者』(2013年/監督:アレハンドロ・イダルゴ)。サスペンス・ホラーというジャンルになっているが、内容はドラマチックで、感動する映画である。
前半部はホラー要素が散りばめられてはいるものの、後半からは気持ちいいほどの伏線回収と、号泣必須のどんでん返しに、度肝を抜かれるのだ。
話自体は地味ではあるものの、練りに練ったストーリーと、母の愛に胸を打たれる、最高のホラー映画である。
怖くないホラーも良い。
明日はいい日になればいいなぁ。